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不具合情報

(完報)Automation 360(A360) v.26における不具合の解消について

掲載日   2022年12月22日

平素よりAutomation Anywhereをご利用いただき、誠にありがとうございます。

A360 v.26のバージョンアップ時に発生しました動作不良につきまして、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、

必要な修正が行われたことをお知らせ申し上げます。


■発生した事象

A360 v.26にバージョンアップ後、ご利用中の一部のお客さまにおきましてBotが正しく動作しない不具合が発生しました。

具体的な発生事象は以下となります。

ケース①:ChromeブラウザやEdgeブラウザを対象にしたレコーダーコマンドを含む一部のBotにおいて、オブジェクトを認識できず正常に動作しなくなった。

ケース②:グローバル値を使用したBotが、その値を取得できず正常に動作しなくなった。


■原因

ケース①:ブラウザの拡張機能の不具合により、一部のオブジェクトに対してレコーダーコマンドがブロックされたことが原因となります。

ケース②:A360 v.26における製品の不具合により、データベースの特定の照合順序設定では非英語文字(日本語の全角漢字/全角ひらがな/全角カタカナ、および中国語)が適切に読み込みできなくなったことが原因となります。


■修正内容

ケース①:ManifestV3(MV3)に対応したブラウザの拡張機能をメーカー側で改修し、認知している問題点はすべて修正されたことを確認しております。
なお、注意事項としましては、MV3には仕様による制限事項があり、コンテンツセキュリティポリシーが有効となっている場合に、iframe内でJavaScriptが動作しなくなる場合があります。これはRPAを利用しない手動操作においても発生するものです。

ケース②:すでにお知らせしました通り、10月21日(金)にメーカー側で改修が実施され不具合が解消しております。


■ケース①の不具合によってブラウザの拡張機能をMV2に切り替えてクラウド環境をご利用中のお客さまへ

2023年1月24日(火)に予定されておりますA360 v.27クラウド環境のリリース(リリースの予定は変更される場合がございます)に伴い、現在ブラウザの拡張機能をMV2対応バージョンに切り替えている場合であっても、MV3に対応したものに再度切り戻ります。ただし、MV2に切り替えた際に、MV3の拡張機能を無効化しているため、現状ではBotが動作しない状況が発生します。

前述の通り、MV3対応の拡張機能の修正は完了しておりますため、A360 v.27のリリースに先立ち、MV3への切り戻しと有効化をお願い申し上げます。

しかしながら、MV3の仕様上の制限事項もありますため、動作確認いただき、問題がございましたらご連絡いただきますようお願い申し上げます。

切り戻し手順につきましては下記FAQをご参照いただきますようお願い申し上げます。


FAQリンク:https://www.softbank.aa-portal.jp/rpa/1/detail/339


ご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

今後ともAutomation Anywhereをご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。